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ichiの革細工-コードバン詳細
2. コードバンの鞣しコードバンも他の革と同様に植物のタンニンや化学薬品を使用して「鞣す」ことで生の皮から革製品に使用出来る革へと生まれ変わります。 鞣し方で同じコードバンでも特徴が変わってきますが、ichiでは植物タンニン鞣しのコードバンを使用しておりますので財布や名刺入れに用いると豊かな経年変化を楽しんで頂けます。 この鞣しを行う場所をタンナーといいます。革を様々な表情に仕上げるタンナーは国内、国外問わずたくさんあるのですが、コードバンを製革できるタンナーは世界中でアメリカのホーウィンと日本の新喜皮革の2社だけなのです。 この事実も前述した希少性に繋がりますね。
まだ生きていた頃の名残である尻尾や体毛が見られます。
タンニン槽から上げた革はタンニンそのものの色であるキナリ色になります。
ここまで駆け足で流れをお伝えさせて頂きましたが、それでも手間ひまかけて生まれる革であることがおわかり頂けたのではないでしょうか。 馬として生きていた素材が卓越した技術と信念によって新たな魅力を持って生まれ変わった姿であるコードバン。 是非その魅力を手に取って味わって下さい。
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